9月定例議会の一般質問で市長に対して次の3つのテーマについて政策提案を行いました。
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1. シニア世代の就業環境の整備
【課題】2040年には高齢者人口が4割となり、人材不足に。一方で9割の方が高齢期も働き続けたいと回答。地域でシニア世代が活躍できる多様な就業機会を作れるか。
2.相談しやすい・訪れやすい相談窓口づくり
【課題】コロナが明けて、相談に来庁する方が増えている。8050や相続など複雑な相談も増えている。光や音などの工夫による相談しやすい空間づくりが重要では。
3.関係人口の増加
【課題】人口減少の中で、定住を進めるのは限界がある。そこで、市外に暮らしているが横須賀に貢献したいと考える「関係人口」に着目すべきではないか。
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1と2については市長から概ね前向きな答弁があり、具体的な取組につながるのではないかと期待しているところです。
3の関係人口については、制限時間が決まっている中で、具体的な取組まで深い議論ができなかったところは悔やまれます。
しかし、「関係人口」の認識のすり合わせを市長とできたことは収穫であり、大きな一歩だったのではないかと考えます。
横須賀市だけでなく日本全体の人口が減る中で、また、人が様々な国や地域をわたり歩くのが当たり前な時代において、「人口増」という目標をどのように捉えていくのかは重要な論点ではないでしょうか。
観光客を増やす、定住移住人口を増やす、この2点のみに捉われると溢れてしまう人たち(関係人口)がいます。
こうした人たちが横須賀のまちづくりに参加してもらえる仕組みを構築することが重要ではないでしょうか。
これからも堀りょういちは
「孤立をなくし、明日をつくろう」をテーマに、福祉と経済の両輪を力強く動かす、様々な施策の実現に取り組んでまいります。