こんばんは！ホーリーです。
先日最新動画「うわまち病院の跡地を考える」を配信しました。
早速多くの方からご意見をいただきました。ありがとうございます！
これからも横須賀の最新情報などをドンドン配信していきますので、見ていただけたら嬉しいです！
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以下は動画の原稿の貼り付けになります。
動画だと見づらい、という方はこちらを読んでいただけたらと思います！
—以下、動画原稿—
今回のテーマは
「うわまち病院跡地、どうする？」
以前、こちらの動画でお伝えしましたが、
うわまち病院が久里浜の神明公園に移転し、
「横須賀市立総合医療センター」
という名称で
令和7年3月に開院する予定となっています。
そこで気になるのが、
うわまち病院跡地。
こちら敷地にして
約4万平方メートルあるんですよね。
東京ドームより少し小さいくらいの
面積になるのでしょうか。
うわまち病院が移転すれば、
これまで病院通いをしていた方が
上町地区に足を運ばなくなるということで、
地元上町地区の町内会や
商店街の皆さんは非常に危惧されています。
まだ現時点では少し方向性が
決まったかなというところではあるんですが、
これからのこと一緒に考えていきたいと思って、
2023年6月議会時点での情報を
皆さんにお伝えしたいと思います。
まず全体像見てみましょう。
こちらです。
うわまち病院跡地の活用の検討は、
南館エリアと本館エリア
この二つに分かれています。
というのもうわまち病院の南館だけ
平成18年完成と比較的新しいんですね。
この南館エリアについては、
割と具体的に話が進んでいます。
この南館を校舎として使ってもらって、
医療・看護系大学の誘致を
進めているということなんですね。
この病院の敷地内に
横須賀市立看護専門学校があります。
ここと統合を含めた調整を
行なっていくとのことでした。
専門学校から大学へと変わるということで、
ここに通う生徒の数は増え、
上町に通う若者は増えそうですね！
次に本館エリアの活用についてですが、
市が関心のある企業等にヒアリング調査を行いました。
その結果として、住宅や高齢者施設として
活用するなら進出したいという
企業がいくつかあったようです。
住宅としての利用としては、
敷地面積に合わせた規模で開発ができること、
敷地内に広場を作ることで
周辺住民も活用できるような空間を
作れるのではないかという話でした。
高齢者施設としては、例えば
サービス付き高齢者住宅や
老人ホームなどの設置ですね。
医療看護系大学がとなりにあるので
業務連携できる可能性もあります。
中にはここを日本版CCRC事業の
展開が可能という意見もあったようです。
CCRC？という方も
多いと思いますので少し解説すると、
CCRCとは高齢者が健康なうちに入居し、
終身で過ごすことが生活共同体のことです。
自ら地域コミュニティに参加して、
他世代と交流するなど
アクティブに暮らせるプログラムが
提供されています。
その意味でCCRCは
別名「アクティブシニアタウン」とも呼ばれています。
1970年代のアメリカでスタートして、
既に2,000を超えていると聞きます。
日本では事例が少ないですが、
高齢化が進む中で
日本版CCRCは増えていくのではないかと考えられます。
ホーリーは個人的には
日本版CCRCの設置、これはありだなと考えています。
このように本館エリアの活用が検討されていて、
市の試算では、うわまち病院があった時と
同等以上の交流人口を生み出す可能性があるようです。
本館エリアの活用事業者公募と建築物の解体は、
うわまち病院の移転後の
令和7、8年度以降を予定しているとのことです。
最後にまとめ。
うわまち地区は横須賀中央駅から
徒歩圏内ではありますが、
坂の上にあって人の流れは
減ってしまっているように感じます。
病院が移転することで
さらに衰退してしまう懸念がありますが、
ピンチをチャンスとと捉えて、
新たな土地活用を考えていく必要があります。
商店街には若い世代による
新たな店舗も増えています。
うわまち病院跡地の活用により、
うわまち地域をユニークで先進的な地域に
変えていくこともできるのではないでしょうか。
はい、というわけで今回は
「うわまち病院跡地、どうする？」
というテーマでお伝えしました！
