2030年の横須賀を描く〜横須賀市の基本構想・基本計画の検討がスタートしました。【横須賀市議会議員 堀りょういちブログ】

横須賀市のまちづくりの基本的な方向性を示す「基本構想」、それを実現するための基本的な政策・施策を体系的に落とし込む「基本計画」。
現行の基本計画が来年で終了になることから、新しい基本構想・基本計画の検討が始まることになりました。
(現行版はこちら)

その際、分かれていた「基本構想」「基本計画」を1つに統合し、2022~2029年の「8年間」の構想・計画を作る方針であるとのこと。
現行の基本構想は30年、基本計画は11年ですが、変化が激しく、先の見通しが立てにくい現代において、あまり先の目標を立てることにどれだけの意味があるのかという議論があったようです。

このような市の動きに対し、横須賀市議会としては、ただ待つのではなく、「こういう基本構想・基本計画を作るべき」という提言や要望を積極的に打ち出していくべきではないかという話になり、「基本構想・基本計画策定特別委員会」が立ち上がりました。

この委員会は立ち上がったばかりで、どのような方向性で提言や要望をまとめていくのかはまだ決まっていません。

そこで、まず私たち会派「よこすか未来会議」としての意見をまとめるようと、オンラインでの会議を今日も開きました。
私たちの会派では、オンライン会議はすっかり定着しました。
今日のような悪天候の中でもすぐに集まることができるのはメリットですよね。

会議の様子(カメラ目線バージョン)

 

ここで、私堀りょういちは市にぶつけたい提案を思うままに吐き出させてもらいました。
議論の最中なので具体的な内容をお伝えできませんが、
正直、こんなこと言ったら総スカンを食らうんじゃないかと思って、内心焦る内容でした。

皆さん、良ければ横須賀市の基本構想を読んでみてください。
これを読んでワクワクするとか、横須賀市に住みたい、住み続けたいと思う人がどれだけいるのでしょうか。
(横須賀市を責めるつもりはありません。他の自治体も同じようなものです。)

これと同じものの改訂版ができても、何か意味があるのだろうか?
「基本構想をそもそもなぜ作るの?」というところから考え直すべきじゃないかと私は思っています。

議会としての検討は始まったばかりです。
皆さんのご意見、ぜひ聞かせてください。

この進捗等はブログやSNS等で発信していきます。

=以下、蛇足=

そういうわけで、今日会派内で私は色々と提案をさせていただきました。
今日の議論では時間の関係もあって、私の意見が煮たり焼かれたりはしませんでしたが、印象に残った会派の先輩議員の言葉は「なんだよ、もっと『高めの球』(=理想が高いために実現性は低いかもしれないけど積極的な提案)が来るのかと思ったよ」でした。
そして、さらなる期待の意味で「もっと自由に、思ったことを意見として言ってほしい」という指摘をもらったことには嬉しくなりました。

他の会派でどうなのかを私は知りませんが、右も左も分からぬ新米議員に「なんでも自由に言ってくれ」「フレッシュな意見が聞きたいんだ」と言ってくれて、いつも耳を傾けてくれることに、私は心から感謝しています。
この風通しの良さは、去年私が初めて当選してよこすか未来会議に入ってからずっと感じています。
一年生議員の拙い意見でも積極的に耳を貸してくれる、提案する機会を与え続けてくれています。

2030年の横須賀市のビジョンを描くーー。
とても価値ある、重要な課題と思います。
一年生議員だろうと何年生議員だろうと関係なく、市民から選ばれた一議員として、意見を述べていきます。
幸いにして、最高のメンバーと一緒に仕事をさせてもらっています。
遠慮のない内角高めの剛速球を、ただしデッドボールにならない程度に投げていきたいと思います。

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