横須賀市議会議員の堀りょういちです。
本日(7/5(日))、東京都議会議員選挙の結果が発表されました。
さて、投票率は何%だったのでしょうか。
結果、都知事選挙の投票率は55%(期日前投票含む)。
前回を4.73ポイント下回りました。
コロナでの感染リスクを警戒したのか、あるいは関心の低さなのか、分析が待たれますが、
いずれにせよ「やはり」と肩を落とすしかありません。
現在、あらゆる選挙の投票率は下がり続けています。
歯止めがかからない状況です。
私が初当選した昨年2019年4月の統一地方選挙。
横須賀市の投票率は42.79%で、補欠選挙を除くと過去最も低い投票率でした。
この流れは、単に有権者に投票を訴えるというだけでは変わりません。
選挙制度の仕組みを抜本的に見直さなければいけない段階に来ています。
しかし、仕組みだけの問題でもない、と思います。
それは、投票率が低くなっているということは、それだけ政治に対して関心が低くなっているとも考えられるから。
私はそれを有権者の問題とすることには疑問です。
これまで、政治家が市民に対して、どれだけ分かりやすく情報を伝えてきただろうか。
市民が政治に関心を持ってもらえるように、市民に向き合ってきただろうか。
「議員が何をやっているか分からない。」
「政治が何かを変えてくれるとは思えない。」
「政治が私たちに向き合っているとは思えない。」
こうした(特に若者からの)問いに、答えてこなかったツケが、この投票率の低下につながっているのではないでしょうか。
コロナ禍において、これまでのような挨拶回りや集会の開催、駅前でのビラ配りなど、市民の前に姿をさらすことが余計に難しくなりました。
今のままではますます政治と市民の距離は離れていくばかりです。
withコロナ、afterコロナにおいて、企業や行政の改革が強く叫ばれていますが、
今こそ政治改革、いや政治家改革を私たちは進めていかなければいけないと感じます。
そんな中、私の所属する会派「よこすか未来会議」では6/28(日)に初のオンライン(Zoom)による意見交換会を行いました。
そして、私個人ができることとして、本日7/5(日)に初のYouTubeでの市政報告を行いました。
※動画はこちら
これまでの議員の市政報告会といえば、いわゆる「支持者・支援者」を主な対象にして、会費を支払って参加してもらうのが基本。
真面目な政治の話は一部で、大半はお酒の時間ーー、といういわゆる「票固め」を目的とするものが一般的だったのではないでしょうか。
ただ、これでは多くの市民からは遠い世界の「私には関係ない」世界で終わってしまいます。
今ではこうした市政報告会もコロナの影響で開けない状況。
私たちは変わらなければならないフェーズに入っているんです。
私はこれまで、Instagramでの「インスタライブ」の情報発信も何度か行ってきました。
情報発信をした後、
「これまで政治に関心がなかったけど、分かりやすく話をしてくれて、政治に興味が持てた」
「子どもたちのことを考えてくれている議員さんがいることを初めて知った」
と嬉しい声をいただくことができました。
もちろん、オンラインでの情報発信だけで十分というわけではありません。
SNSやインターネットをあまり使わない人には満足に発信ができていませんし、発信の仕方を間違えれば一方通行になりがちです。
オンラインとオフライン。
どちらも重視し、どちらもアップデートをし続けていく必要があると感じています。
正直今日のYouTubeLiveは、数人しか見ていただけなかったようで、内容も告知もタイミングも含めて反省です。
しかし、失敗を恐れず挑戦し続けなくては、正解にたどり着けそうにありません。
恥ずかしい姿を時に晒しつつ、それでも挑戦を続けていきたいと思っています。
今後はこのブログの発信頻度も高めていきたいと思います。
読んでくださった方にはぜひご意見をいただけると嬉しいです。
【告知】
YouTubeLiveでの市政報告2日目を行います!
7/8(水)22:00~。どなたでも参加可能・無料・アカウント登録等の手続きは不要です。
7/5(日)11:00~の配信内容と同じものになります。ご都合良い方はぜひ見てくださると嬉しいです。
ご参加の方は下記URLにアクセスしてください。
http://ow.ly/ux9I50AnGiD