こんにちは!横須賀市議会議員の堀りょういちです。
追浜駅前の再開発については、これまで動画をはじめとして多くの情報発信をしてきましたが、
この度、追浜駅交通結節点整備事業計画が改定され、より具体的な内容が盛り込まれました。
(参考)追浜駅前再開発の全体像や現状については下記動画をご覧ください。
今回の計画改定のポイントは、
1.事業範囲
2.デッキの整備基本方針
3.官民連携に向けた事業スキームの具体化
の3つです。
それぞれ詳しく見てきましょう。
1.事業範囲:
交通事業者等との意見交換及び交通管理者との調整を踏まえ、出入口部の安全対策、将来的な連節バス導入可能性、交通事業者の負担や旅客サービスへの影響を加味し、交通ターミナルの形状が具体化されました。
図は下記の通りとなります。
現在の駅よりもかなり横幅が広がり、バスやタクシーの乗り場が広範に設置できるようになります。
2.デッキの整備基本方針:
追浜駅交通結節点とまちを接続するユニバーサルデザインに配慮した歩行空間を整備し、賑わい創出及び防災機能としても活用できる機能を導入するとしています。
イメージは下記の通りです。
現状のデッキよりも幅広くなり、四方に移動できるようになっています。
駅前は賑わい創出を想定しており、多目的利用を可能にしているようです。
3.官民連携に向けた事業スキームの具体化:
市場調査の結果、一定数の参画意欲のある民間事業者が確認できたことから継続して民間活力の導入具体化に向けた検討をしつつ、交通機能、交流機能、子育て支援機能、賑わい機能、防災機能を階層的に配置し空間を立体的に活用していきます。
イメージは以下の通り。
〇1階と2階は道路空間として国が交通ターミナルや賑わい機能(商業施設)及びデッキ等を整備
〇2階以上は交流機能・子育て支援機能・賑わい機能(商業施設)等を整備
このように空間を立体的に活用することで、交通機能・交流機能・子育て支援機能・賑わい機能・防災機能を階層的に配置するとしています。
こうしたバスターミナル箇所の整備については、2035年完成に向けて動いているとのことです。
このように少しずつではありますが、情報がアップデートされてきています。
なお、日産の影響は少なからず出るかとは思いますが、本整備は国や市が責任を持って進めているとしています。
今後の推移を注視していきましょう。