こんにちは!横須賀市議会議員の堀りょういちです。
2025年度の新たな取り組みとして、今回は「産後ケア事業の拡充」についてご紹介します。
まず、取り組みの概要は以下の通りです。
(横須賀市さん、分かりやすくまとめてくれています)
まず大きな変化として、そもそもの支援対象者が産後5ヶ月未満→1歳未満へと拡充します。
これは子ども自身へのケアのニーズというよりも、母親のケアのニーズが大きいと考えています。
いのち支える自殺対策推進センターが2022年〜2023年における妊娠中または産後1年以内の方の自殺の実態を調査すると、産後3ヶ月〜1年の間での自殺者数が56%となっていることがわかっています。
産後ケア事業の充実と連動させて、この期間における母子への支援を全市的に充実させていく必要があると考えており、この点については予算審査の場にて市に訴えたところです。
産後ケア事業の対象が5ヶ月未満から1歳未満にすることは、改正母子保健法では市町村の「努力義務」となっています。
つまりやるかやらないかは市町村に委ねられているということです。
その中で横須賀市は「やる」と決めたわけで、まずはこの決断を評価したいと思っています。
あとはどこまで支援を充実できるか中身のところになってきています。
対象を1歳未満にしたわけですが、1歳となると子どもは自分から歩けるようになる段階であり、施設としての安全確保や保育の知識のある人が従事するなどの必要性も感じます。
受け入れることのできる施設は一部にとどまる中で、どこまで受け皿となれるのか。
追って確認していくべきポイントだと思っています。
対象年齢を拡充したことに加えて、利用料金の減額も進みました。
利用料が大きなハードルとなっていた中で、これは大きな前進だと思っています。
利用を検討されている方は、こちらの市ホームページをご確認いただければと思います。
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/3910/20151001sangocare.html
誰もが安心して、そして幸せに子育てできる街を目指して。
ホーリーは引き続き産後ケアの充実に取り組んでいきます。