横須賀市児童相談所における令和3年度の児童虐待相談の件数が発表されました。
その件数は、790件(速報値)。
これはH18年度開設以来最多です。昨年度はコロナの影響と見られ件数が減少しましたが、開所以来の増加傾向は変わらない状況です。
この背景には、社会の関心が高まり、通報等の件数が高まったことも背景にあります。
特に警察や学校などは、子どもが虐待を受けている可能性を発見した場合、児童相談所に通告することが義務となっており、そこからの通告件数は非常に多くなっています。
ですから、実際児童虐待が何件、私たちの街で起きているのかはわかりません。
増えているかもしれないし、減っているかもしれない。
しかし、子どもや家族のSOSの声が、この地域からなくなっていないことは紛れもない事実です。
虐待をなくすには、虐待する親を糾弾し、保護を優先するだけでは不可能です。
誰もが安心して子育てをできる社会を作っていくこと。そのためにやるべきことは山のようにあります。
1人の子育てパパとして、これからも虐待対策に尽力していきます。
■横須賀市児童相談所が第三者評価を導入しました。
この新しい取組みについて動画で解説しています。ぜひご覧ください。
■堀りょういちは子ども虐待は家族のSOSと考えています。その思いや、横須賀市の虐待対策の現状についてはこちらの動画をご覧ください。