子育てパパ33才、堀りょういちです。
コロナ禍の長期化に伴い、雇用の悪化が進んでいます。
総務省統計局の労働調査の10月分結果によれば、雇用者数は4月から7ヶ月連続の減少で、完全失業者数は215万人(3.1%)と9か月連続の増加と深刻な状況です。
ハローワーク横須賀の毎月の統計資料によれば、有効求人数は3千人を下回り、2千人代に落ち込んでいるように本市においても雇用状況は悪化しています。
国に対して強い経済支援を求めるのと同時に、本市においても限られた中で何ができるか、知恵を絞らなければなりません。
そんな中で、先日総務常任委員会にて、横須賀市職員の臨時雇用枠を広げる議案(臨時雇用対策事業補正予算)が出されました。
このような市の前向きな姿勢には評価する一方で、当然それだけで十分な受け皿とはなりません。
本市の採用枠を広げるのと同時に、可能な企業の受け入れを促進するような取組も行うべきではないでしょうか。
例えば、出雲市では、出雲市内の企業求人サイト「ジョブ・ナビIZUMO」で、緊急求人情報の特設掲示板を設置し、失業や雇い止めにあった方向けに情報の集約・発信を行っています。
スタート時点では60件弱の求人だったようですが、今では130件以上まで広がっています。
本市においても、横須賀市内の企業の求人サイト「ごきんじょぶ よこすか」があります。
こうした情報プラットフォーム等を積極的に活用するべきではないでしょうか。
コロナ禍において多くの企業が打撃を受けていますが、フードデリバリー、衛生用品、生活用品、カジュアルウェアなどを販売する企業の中にはむしろこれを機に売上を伸ばしているところもあります。
市として企業への協力を呼びかけることで、一時的にでも雇用枠の拡大につなげることができるのではないかと考えます。
ーーー上記はあくまで一例ですが、限られた市の予算の中でできることを積み重ねていくしかありません。
まだまだ先の見えないコロナ不安。引き続き、雇用の情勢を見ながら、何ができるかみんなで知恵を絞っていかなければなりません。
ぜひ皆さんのご意見も聞かせてください。
★横須賀市の雇用・労働等に関する相談
・労働に関する相談窓口
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/4402/g_info/l100050954.html
・コロナ対策(事業者向け)
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/covid19-jigyosha.html
・コロナ対策関連の支援策
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/0520/covid19-siensaku.html
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