私たち会派「よこすか未来会議」は、10/2(金)に横須賀市長に来年度の予算要望書である「政策提言2021」を提出しました。
内容は昨年に続き会派マニフェストに基づいた15分野に、今年は「コロナ対策」を加えた全16分野85項目にのぼります。
今回提出した政策の数は昨年度から敢えて少なくしました。
というのも、コロナ禍で税収が大きく減少し、来年度の財政がかなり厳しくなることが予想されることです。
このような状況の中で政策をあまり詰め込みすぎると、本来実現しうるものも実現できなくなるという可能性があります。
そこで、予算がそこまでかからないもの、あるいは、このような財政状況においても実施すべき政策(特に行政改革やコロナ対策、災害対策等)を重点的に今回の提言に盛り込みました。
「政策提言2021」を市長に手渡した後、各議員から市長に政策提言の内容を説明。この政策提言への思いを語りました。
私からは本市の自殺対策をさらに進めるために、市職員向けのゲートキーパー研修のさらなる強化を訴えました。
「ゲートキーパー」とは、死にたいくらい辛い気持ちを抱えている人に、その気持ちに気づき、受け止め、声を聞き、必要な支援につなぐことができる人のこと。
窓口サービスなど、市民と直接関わる職員だけでなく、全ての職員にとって重要なマインドとスキルだと考えています。
そこで、市職員全員のゲートキーパー研修の受講と、実践的なゲートキーパー研修(中級・上級)の導入の必要性を伝えました。
もちろん、子育て支援策や教育、まちづくりや観光など、伝えたいことはたくさんありましたが、
コロナ禍において最も心配なことの一つとして、市長の耳に直接伝える必要があると考え、自殺対策について説明をしました。
議員1人の力は行政に対してそこまで大きなものではありませんが、12人のチームで訴えることのインパクトは非常に大きいものがあります。
これからもチームで力を合わせ、政策の実現に力を注いでまいります。
今回提言した項目については、市側から例年2月頃に回答を受け取り、来年度での実現可否がわかります。
完成した政策提言は会派のHPで公開をしていますので、ぜひご確認ください。
https://uploads.strikinglycdn.com/files/a760f395-706b-4093-ae4c-2ae4a3695d7d/政策提言2021完成版.pdf?id=257372