最後の支援は「生活保護」〜いのちを救う政治家 横須賀市議会議員 堀りょういち

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今、コロナ禍で多くの人が、失業・休業等で生活苦に陥っています。
6/9厚労省の発表によれば、新型コロナウィルスの影響で解雇や雇い止めにあった働き手は2万人を越えたと聞いています。
緊急事態宣言が解除されても、飲食業等への人の足は鈍く、休業・廃業に追い込まれる店もさらに増えてくるのではないかと思います。

そんな中で、今日私がここで皆さんにお伝えしたいことは、最後には生活保護というセーフティネットがあることを知ってほしい、ということです。

今、国や自治体は、特例貸付制度や住宅確保給付金など、貸付や一時的な給付の存在については積極的に周知をしていますが、
それでも生活がままならない、という方が、最低限度の生活を営むことのできる最後の支援として、生活保護という制度があるということを十分に周知できていないのではないかと、と思うんです。

生活保護という言葉は多くの人がニュースなどで耳にして、知っていると思います。
ただ、生活保護を受けることに対してためらいを感じてしまう人もいるのではないでしょうか。

生活保護を受けることは恥ずかしいことだ、
甘えなんじゃないか、
不正受給をしていると疑われるんじゃないか、
要件が厳しくて自分では保護を受けられないのではないか…。
多くの偏見や誤解が原因で、保護を受ければ救われるはずのいのちが救われていない現状があるのではないか。

そこで、私は改めて皆さんにお伝えしたい。
生活保護を受けることは決して恥ずかしいことではありません。甘えでもありません。
そもそも、病気や怪我などで働けなくなる、仕事を失ったなどの様々な理由により生活が立ち行かなくなることは、誰にでも起こりうることです。
日本は、こうして一時的に立ち行かなくなった人を見放す国ではありません。
保護を受けながら少しずつ自分を立て直して、最終的には保護を受けずに、自らの力で人生を生きることを支援する制度。それが生活保護なんです。

それから、確かに生活保護を受けるには一定の要件があります。
しかし、おそらくあなたが思っているほど厳しくはない、というのが実際です。
ぜひ、窓口に相談してください。
あなたが思っているずっと親身になって、市の職員は対応してくれます。
もし、仮にあなたの人権を害したり、人格を否定するような言動をする職員がいたら、議員である私に教えて下さい。絶対に許しません。
生活保護を受けることは、あなたの、すべての国民の権利です。

この数ヶ月の間に、私も何名かの方から相談を受けて、生活保護につなげることができました。
生活保護につながった方の多くは、不真面目でもなければ、甘えてもいません。
仕事をしたくても、自身の病気や家族のケア、介護などでできない状態にあり、コロナ禍で先行きの見えない不安を抱えて、それを誰にも相談できない状態でした。

最後に改めて皆さんにお伝えします。
経済的に本当に苦しいときは、遠慮なく行政の窓口に相談してください。
もし行政に直接話しづらいということでしたら、私にご相談いただいても構いません。
どうか、追い込まれる前に、早めの相談を心がけてください。

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★リンク集
・厚生労働省「生活保護制度」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/seikatuhogo/index.html

・横須賀市の生活保護制度
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/3040/g_info/l100000518.html

・新型コロナウイルス感染症に関する支援策
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/0520/covid19-siensaku.html

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