市は税金を使って、様々な事業を行います。
基本的には年に1回の予算でその使い途を決めて、決算でその結果を報告されます。
議員の大切な役割の1つは、皆さんからいただいたこの「税金」が正しく、適切に使われているかどうかを厳しくチェックすること。
横須賀市では、毎年9月の定例議会で決算についての審査が各委員会で行われることになっています。
教育福祉常任委員会に所属する私は「健康部」「福祉部」「子ども育成部」「教育委員会」の事業についての審査を行います。
ここで怖いのは、「審査って何をどうすれば良いの?」というのを、黙っていると誰も教えてくれないということ。
議会事務局から、「何日の何時に委員会があるから出席してください」と言われて、写真の紙の山をドンと渡されるだけ。
何もわからず委員会に参加して、ただ黙って座っていても誰からもお咎めはないですが、それは議員の存在意義が問われます。
こういう時に頼りになるのが会派の諸先輩方。以下3つのアドバイスをいただきました。
・過去の議事録や動画中継を見て、去年の雰囲気や主なトピックを理解せよ。
・予算書や、昨年度の決算書を読んで、金額や事業内容を比較せよ。
・1年生議員なんだから、ためらわず気になるところはドンドン質問せよ。
この3つ目のアドバイスは、確か角井議員や伊関議員でした。
ありがたかった。肩の荷がストンと落ちました。
実は一般質問やこれまでの教育福祉常任委員会でも言われていたことではあります。
もちろん1年生議員だから、とそれに甘えるのは良くないですが、あがり症の私には救いの言葉でした。
さて、そういうわけで1つ目と2つ目のアドバイスを受けて勉強し、一通り決算書を読み終わってから今日(9/24(火))委員会に挑みました。
今日の委員会は健康部、福祉部の決算説明。
私からは
「横須賀市こころの電話」
「自殺対策」
「精神障害者の地域移行」
「高齢者の健康づくり」
「介護ロボット」等
について質問をしました。
詳細が気になる方は下記の動画を見ていただければと思います。
(議事録はしばらく後にならないとアップされません)
議員経験の長い伊関議員や青木哲正議員は、過去の経緯から政策の課題を聞いていたり、会計の勘定科目の表記に対して厳しく追及されていました。
こういう視点での質問もあるのだなと、勉強になりました。
次の委員会は9/26(木)。子ども育成部と教育委員会です。
ここは今日以上に質問したいことが山盛りなので、しっかり私の中でも整理して挑みたいと思います!