悔しい、悔しい一日でした。最後は席を立てなかった。
終わった後、同じ会派の議員から「気長にやろうよ」と励まされました。
分かっています。物事は一気に大きく進むこともないし、課題が難しいほど時間をかけていく必要があること。
でも、もっとこう言えば、前に進んだんじゃないか、そう思うと自分の準備不足が悔しくてたまりませんでした。
昨日は私が所属する「教育福祉常任委員会」。与えられた時間は30分。その間にいかに鋭い質問(提案)をして、市長や部課長に言質を引き出すか。
そのために私は前々から勉強会に参加したり、現場の人から話を聞いたり、行政と事前に打合せをしたりします。原稿作って、想定問答を作ります。
「それは素晴らしい、やりましょう!」なんて満点回答は基本的にないわけですが、「庁内で検討します。」とだけでも言ってもらえれば、検討の経過や結果を辿ることができるわけです。
平凡な質問(提案型の質問)をしても、行政側は首を縦に振ってくれません。行政の皆さんはプロフェッショナルであり、専門家です。つまらない質問をするわけにいきません。
今回は「子ども若者の自殺対策」「児童虐待防止」の2点を質問しました。
前段の方は、担当課長から前向きに検討することの答弁をいただけました。
ただ、児童虐待防止については平凡なやりとりで終わってしまいました。
平成30年度の横須賀市における児童虐待対応件数は719件。前年を108件上回り、過去13年間で最高となっています。
悲惨な虐待死のニュースが後を絶たぬ中、横須賀としても、この問題にはさらに力を入れて取り組まなければならないと思っています。
その具体的な政策案について、深く聞けなかった。時間的な制約もあり、肝心なことを聞くことができず、終わってしまいました。(詳細は別のブログにて。)
委員会も一般質問も年4回しかありません。他にも議題があるわけで、一度の機会を逃すのがとても惜しい。
この悔しさをバネに、次の12月には更に良い仕事をしたいと思います。
政治家の役割は政策を実現すること。そこにこだわりを持って、がんばります。
※当日の動画は下記で配信されています。議事録は後日。