未来を描く、横須賀で。

私たちは誰もが、自分自身の未来を描く力をもっています。 未来に向かって挑戦し続ける勇気を持っています。 しかし、様々な社会的な要因によって、明日に希望をもてず、あきらめの中で生きている人は少なくありません。 どんなにつらく、苦しいことがあっても、ともによりそい、支え合うことのできる街。 誰もが自ら描く未来を歩み、天分を生かすことのできる街をつくる。 これが、私の志です。 私を生み、育ててくれた、 このかけがえのない街、横須賀に少しでも恩返しをするためにも、 私は全力を尽くします。

この街から、孤独をなくす。

私はこれまで、親から暴力を受け続け、生きることを否定され続けてきた子どもたちに出会ってきました。 虐待、DV、失業、多重債務、離婚、病苦等の深刻な悩みを抱え、誰にも相談できずに孤立する人たちの声に耳を傾けてきました。また、私自身、幼少の頃にいじめを受けて育ちました。 死にたいくらい辛い気持ちを抱えた人に共通しているのは「孤独」です。 人は独りでは生きていけません。 逆に言えば、心の中に誰かの支えがあれば、どんなに辛いことがあっても、人は生きていくことができます。 この街から、この世から、「孤独」をなくしたい。 どんなにつらく、苦しいことがあっても、ともによりそい、支えうことのできる街をつくりたい。 この想いが、私の出発点でした。  

松下幸之助の教え〜誰もが天分をもっている。

松下政経塾は、Panasonic(旧松下電器)の創設者であり「経営の神様」と称される松下幸之助が、次世代のリーダーを育成するべく作った私塾です。 私は大学を卒業の後、塾生として松下幸之助の理念を学びました。 先の大戦を経て、焼け野原となったこの日本は、多くの先人の努力によって、現在のような世界に冠たる大国にまでなりました。一方で、私たちは幸せな人生を掴むことができたのでしょうか。 物的な繁栄をよそに、私たちは「心」をどこかに置いてきてしまってはいないでしょうか。 今や私たちの国の長期的な安全保障や、経済財政面においても陰りが見え始めています。 「物心一如の繁栄を。」松下幸之助は訴えます。 松下幸之助は人の幸福は天分(生まれ持った個性や才能)を生かすことにあると言いました。 経営者としての観点から、仕事における立場や役割のことを指しているようではありますが、それだけではないと私は思います。 私は、誰もがこの世に生きてきたことに意味があると思っています。 その意味を見出し、天分に生きることが、その人の幸せなのではないか。 かつての日本は、なんとか戦後の焼け野原から衣食住を確保し、先進諸国に追いつけ追い越せ、という目標を掲げていました。まさに「いかにして生きるか」(物的繁栄)が追求された時代です。 そして、今、私たちは、さらに「どのように生きるか」(心の繁栄)が求められる時代にいます。 科学技術の発展と長寿化は、世界中の人に出会い、交流することを可能にするなど、個人の人生選択の幅は飛躍的に広がりました。 一方で、基本的な衣食住が満たされ、単純な作業が人工知能を搭載したロボットに代わろうとしている時代においては、「働きがい」「生きがい」ということが自分自身に何度も問われる時代になっています。 松下幸之助は、このような時代の到来を予見していたのではないでしょうか。 誰もが天分を生かすことのできる街を作り、物心一如の真の繁栄を実現させる。 この世を憂い、そして次世代に託した師、松下幸之助の思いに応えることは、私の大切な使命です。  

「あなた自身の未来」を生きることのできる街へ

私たちには、自分自身の未来を、自分自身で描き、生きることができます。 そして、そのための勇気をもってこの世に生まれてきました。 子どもたちの姿を見てください。 彼ら、彼女らの世界は好奇心に溢れています。 目の前に広がる人やものに触れたい、口づけしたい気持ちに溢れています。 今の私たちは、そんな自由な心を持てているでしょうか。 社会の中の様々な制度や慣習は、私たちの日々の暮らしを円滑にさせてくれる一方で、一人ひとりの意思決定に多くの制約を与えてしまっています。 今日存在する制度や慣習は、私たちの「生」を相当に息苦しいものにさせていないでしょうか? 子どもに自分の将来の夢を「公務員」と言わせたり、 若者に「生産性がない人は生きる価値がない」と言わせたり、 高齢の方に「早く死んで、少しでも若者たちに楽をさせたい」と言わせたりしていないでしょうか。 私が目指す、「ともによりそい、支え合うことのできる街」には、孤独はありません。 誰もが、心の中に折れない確かな支柱を持っているからです。 そんな心をもつことは、私たちに自分自身の未来を描く勇気を与えてくれます。 私が目指す、「誰もが天分を生かすことのできる街」では、一人ひとりの意志決定を尊重し、応援します。 そして、誰もが、自分の未来を勇気をもって生きることのできる街をつくる。 誰もが「辛いことや悲しいことはたくさんある。でも、それでも幸せだ」と、言える街をつくる。 そんな新しい「横須賀」をつくる。 私一人だけでは、何も変えることはできません。 向かい立つ壁は、高く、厚く、荒々しく尖っています。 私のこの想いに共感してくれる皆さんとともに、この壁に立ち向かっていきたい。 そして、一緒に新しい横須賀を迎えたい。 未来を変えるのは、私たちです。
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